一大決心で心機一転。仕事も住むところも変え、新しい環境での日々の出来事や想いをゆっくり綴ってます


by momocchicafe
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初心忘るべからず

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4月 肌寒さと緊張感、やわらかい陽に新鮮な気持ちで軽快に自転車のペダルをこぐ。
新しい土地と環境、そして職場でのスタートの日。

ロストジェネレーション-バブル崩壊後の10年に社会に出た私たちの年代はこう総称
されることがある。確かに大学時代、就職活動は厳しかった。文系学部への求人は少
なく、希望する企業の採用枠がないというのもざらだった。同時に流行った言葉がパラ
サイトシングル。「ロストとかパラサイトとか、マイナス語だらけだね、私たち。」
友達と皮肉を交えて笑った。それまで男女で比較され、女性であることが不利になると
いう経験はほとんどなかった。就職活動を通して、目に見えない壁があることを知った。
大学卒業の日、親友と交わした会話は今も鮮明に耳に残る。
「10年後、どうなっとーとやろうね。」

大学を卒業して1年間の就職活動の末、有期雇用という形ではあったが、文化施設での
事業制作の職を得た。収入は少なかったが、毎日が苦楽しかった。チケットを売り込む難
しさに悩み、センスのなさに自己嫌悪に陥ったが、何ものにも変えられない経験もあった。
担当する事業で子ども達が半年間の厳しい稽古を経て、照明がキラキラと照らす舞台に
立つ瞬間には舞台袖で泣いた。心が震える、そんな感覚は初めてだった。
上司や先輩は雇用形態に分け隔てなく、仕事を任せてくださった。時に厳しく、時に優しく丁
寧に仕事の基礎を教わった。たくさん泣いた、たくさん感動した。それが今の私の土台にな
った。あの時の先輩の年になった今、改めて先輩達の人間性、センスの素晴らしさを実感
する。まだ人を指導し教える立場にはないけど、いつか先輩達のように強く優しい仕事ので
きる人になりたい、そう思う。

29歳になった時、自分の人生を見つめなおす時間を持つことになった。
働き方、生き方、私はこれからどう生きていきたいのか…。眠れなくなる位に考え、悩んだ。
これまでたくさんの魅力的な「人」との出逢いがあった。「こんな人になりたい」というロール
モデルが増えた。さりげない気遣いができる情熱をもった素敵な女性はたくさんいる。
どんなに辛いことがあっても、そのうしろ姿に一歩踏み出す勇気をもらった。
また一からでもいい、人と関わり、軸をもって仕事がしたい。覚悟は決まった。

大学を卒業して7年。10年後を親友と語るにはあと3年ある。
その時、よかったと言える自分でいたいと思う。
これからもきっとたくさんの魅力的な「人」との出逢いがあるだろう。
その「人」との出逢いを楽しみながら、大切にしながら過ごしていきたい。

今、実感をもって思う。
-願えば叶う、そして前向きであれば、全てのことに意味がある。
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PCのデータ整理をしていたら
2年前、こちらに来たばかりの頃、気持ちの整理をするために書き
とあるエッセイコンクールにこっそり出した作文がでてきた。
もちろん、入賞することはなく(笑)
消そうかな、と思ったけど、折角なので恥ずかしいけど
最後に(一部)ブログに;

「新しい環境」ともそろそろ言えなくなる2年が経とうとしてる
今、仕事の場で泣いたりすることはまずない
感動することも以前に比べると減った
初心忘るべからず
自分の書いたものにちょっとウルッと(笑)
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by momocchicafe | 2010-03-19 20:36 | Dream